緑区の消防団が最優秀賞に輝きました

「令和7年度横浜市消防操法技術訓練会」で緑区の消防団代表が最優秀賞を獲得しました。
市内18消防団が参加して『小型ポンプ操法』の技術を競う大会が11月8日(土)に山下ふ頭で実施されました。緑区内の消防団から選出されたメンバーで構成された緑消防団が1位(最優秀賞)となりました。36年振りの快挙を成し遂げました。大会に参加した新治消防団の田中さんにレポートを頂きましたので写真とともに紹介します。
来年の県大会の活躍を皆さんで期待したいと思います。

新治消防団 田中さんのレポート

このたび11月に行われた横浜市消防操法訓練大会において、緑区代表チームの一員として最優秀という最高の結果をいただくことができました。

今回の緑区代表は、新治消防団に加え、三保・寺山・十日市場・台村の消防団による合同チームでした。6月にチームが結成されてから約半年、週2回の練習を積み重ね、仲間とともに一歩一歩着実に技術とチームワークを磨いてきました。

練習は常に全力で、毎回身体が動かなくなるほど集中して取り組んできました。特に夏場の猛暑は身体的にとても厳しいものでしたが、仲間の声掛けや支えがあり、毎回の練習が充実した時間となりました。正直、スタートしたばかりの頃は「優勝」を意識する余裕はありませんでした。

しかし、本番さながらの訓練で全国レベルのタイムが出た瞬間、チーム全体の空気が変わりました。確かな手応えが生まれ、そこからさらに一体感が強まりました。

仕事や家族、自治会活動との両立は決して簡単ではありませんでしたが、周囲の支えがあったからこそ、最後までやり切ることができました。本番当日は落ち着いた気持ちで臨むことができ、これまでで一番のパフォーマンスを発揮できました。

優勝が発表された瞬間、仲間と肩を組んで喜びを分かち合えたあのひとときは、一生忘れられない宝物です。そしてすべてをやり切った後に飲んだビールは、これまでで一番おいしい一杯になりました。

今回、新治消防団からは私のほかにサブメンバー2名、コーチ陣が2名参加し、その他のメンバーも積極的に練習を支援してくれました。合同チームではありましたが、新治が中心となってチームを引っ張れたことを誇りに思います。

新治消防団は、「やるときは真剣に」「楽しむときは思いきり楽しむ」、そんな温かくて頼もしい仲間がそろったチームです。今回の経験を通じて、仲間とともに努力し、成長し、喜びを分かち合う素晴らしさを改めて実感しました。

そして来年夏には、県大会への出場が決まりました。
これまで以上に鍛え直し、良い成績を収め、全国大会を目指して全力で挑みます。

新しい仲間も募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽に入団してください。
ともに地域を守りながら、最高の仲間と最高の時間を共有しましょう!